


ヂンチョウゲ(沈丁花)
誕生日 : 2月10日
花言葉 : 栄光、勝利、永遠、不死、不滅、
沈丁花という名前は、花の香りが沈香に似ていることで十字型の花が丁子に
似ていることに由来しています。
開花時期は3~4月で、ぽんぽんをイメージさせる花をつけます。
ふわっとやわらか和を感じる香りがあり春の訪れを感じる花でしょう。
ジンチョウゲ科の常緑低木で春に桃色の縁取りをした白色の小さな花を多く
集めて咲きます特徴は、なんと言っても「香り」で上品な甘い香りを放ちます。
中国から日本に渡り、室町時代にはすでに栽培されていた。
雌雄異株で雄株と雌株がありまが日本で流通しているものの多くは雄株のため、
実を見る機会はあまりありませんが、赤い可愛らしい実を付けます。
木全体に毒性があるため、口に入れないよう注意が必要です。
開店祝いや結婚記念日のプレゼントには「ジンチョウゲ」はお勧めです。
永久的な気持ちの花言葉「永遠」もつことから、いつまでもこの愛は変わらないよ、
といった気持ちをプレゼントに込めることができますね。
春のジンチョウゲの香りは、夏のクチナシ、秋のキンモクセイを三大香木と
呼ばれてますが、それに冬のロウバイを足して四大香木と呼ぶこともあります。



散歩の途中で、香りはすれども何かの花の香りとは感じるが、花の姿は
見つからない事が多いので何処で咲いているのだろうと探す事がある。
香りが脳に届くまでの時間は0.2秒以下という。
触感が脳まで伝わるのに0.9秒程度と言われるので香りの速さ4.5倍にもなります。
人間の五感には、視覚・聴覚・嗅覚・触覚・味覚がありますが、この中で嗅覚の
刺激だけが大脳辺縁系にダイレクトに伝わるという。
五感はそれぞれ刺激を受けると「大脳新皮質」という論理的思考や言語機能を
支配している部分を経由してから「大脳辺縁系」という人間の本能や感情を
支配している部分に情報が届きます。
香りを感じる嗅覚だけは大脳新皮質を経由せず大脳辺縁系に直接情報が伝達されます。
香りだけが直接本能に繋がる感覚なのです。
大脳辺縁系の中には「海馬」と呼ばれる記憶を司る部位があり香りの情報は直接に
海馬へ届くからです。
香りは自律神経に働きかけ、副交感神経を優位にすることで脳を鎮静化(リラックス)
効果が得られると考えられており、その香りの場に留まらせるのです。
香りが本能に直結することで感情に大きな影響を与え記憶とも連動するという
効果があることが脳の構造から判ります。
という事は人間は香りによって行動に影響を受けるのです。
という事は人間は香りによって行動に影響を受けるのです。
◆香りに影響受ける事柄とその効果は
①香りには気持ちを盛り上げて前向きな感情をもたらす効果や考えをクリアにして
決断力を高める効果がある。
②香りには心を鎮めて気持ちを穏やかにしたり疲れてモヤモヤしてしまった心を
解き放ちスッキリとさせる効果がある
③特定のにおいを嗅ぐことで一瞬にして記憶やイメージを思い起こさせる。
記憶を思い出し、その時の感情や思い出を想起させる。
④視覚や聴覚では伝えきれない具体的なイメージを香りで明確化して伝えたり、
印象を強める作用がある。
⑤ビジネスでは目の届かない離れた場所にいる人へも香り届けることができる。
離れた場所にいる人に気づいてもらえる「集客効果」効果をえることがでる。
香りを演出することで購買意欲の促進や滞在時間の延長も見込める。
③ちいさな花言葉・花図鑑 <野の花・道の花編> [ 佐々木 知幸 ]
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