あやめ「文目」「綾目」「菖蒲」「黄菖蒲」
誕生日 : 5月5日、5月7日
花言葉 : 紫色 : 良い便り、希望
花言葉 : 白色 : 純粋、優しさ、神秘的
花言葉 : 青色 : 大きな志、強い希望、信念、
花言葉 : 黄色 : 友情、復讐、
他の花にも言えるのですが、黄色い花はユダが黄色い服を
着ていたことから「裏切りの色」にちなんだ花言葉になること
があり誕生花にする時には少し気を付けましょう。
アイリスとしての花言葉
誕生日 : 5月10日
花言葉 : 良い便り、希望、
アイリスはギリシャ語で「虹」 を意味しさまざまな色の美しい花を
咲かせる事に由来してます。
白あやめ 黄あやめ


あやめの群生

◆あやめに似た花が有ります
●はなしょうぶ(花菖蒲)


花言葉 : 優雅、心意気、優しい心、うれしい知らせ
原産地は東北アジアやヨーロッパなどで耐寒性や耐暑性があり育てやすい
植物とされています。
山形県や茨城県などでは各地にあやめ園が存在し地域の名物となっていることも
珍しくありません。
さまざまな改良品種があり「戸畑あやめ」や「三寸あやめ」など、草丈が20cmに
満たない小型種もあります。
●かきつばた「杜若」「燕子花」


花言葉 : 幸福はきっとあなたのもの、高貴、幸福が来る、気品、
原産地は日本や朝鮮半島、東シベリアなどで草丈は50〜80cm、
葉幅が広く葉脈は控えめで、耐寒性・耐暑性ともに優れています。
かきつばたも、花菖蒲やあやめと同様に園芸植物として多くの品種が作られて、
八重咲や斑入りの葉など豪華な印象を与える種類があります、
白や複色の花を咲かせるものや秋に咲くものもあります。
● あやめ、はなしょうぶ、かきつばた、姿形は良く似ているので、単独では
分かり難いので特徴を知っておきましょう。
あやめ・はなしょうぶ・かきつばたの花は、いずれも紫や青みのある色が多く、
中央の花びらが直立してその他の花びらが垂れ下がるように咲きます。
「いずれあやめか、かきつばた」という有名な慣用句も有ります。
どちらも優れていて優劣がつけられないという意味であり、
美しい女性を表現するのによく使われています。
花の色形だけでなく細長い葉の形もそっくりです。
よく見ると花びらに違いがありますがパッと見ただけでは同じもののように見えます。
花びらの形と花びらの中心部の模様を確認して覚えよう。
下記のように並べてみると良く判ります。
あやめ はなしょうぶ かきつばた



●あやめは、花びらの中央部の模様が広く目立ちます
●はなしょうぶは、花びらの中央部の模様が比較的小さい。
●すきつばたは、花びらが少し細長く中央部の模様が細くなっている
また、かきつばたの葉は他より幅が広く他より短い。
◆5月5日の「端午の節句」に湯船に入れて「しょうぶ湯」で
おなじみの「ショウブ」が有ります。

ショウブ科の「菖蒲」とアヤメ科の「花菖蒲」 はまったく別物の花である。
ショウブ科の「菖蒲」香りが強いく葉の基部は淡い紅色を帯びている。
双方の葉っ ぱと形が似ていたため「花菖蒲」と名付けられたのだが、
見事な花を咲かせる花菖蒲のほうが、各地で広く栽培 されるようになり、
いつのまにか「ショウブ=花菖蒲」 というイメージが強くなったのである。
ショウブ科の「菖蒲」香りが強いく葉の基部は淡い紅色を帯びている
全体に芳香のある精油成分を含み葉などを傷つけると大変良い香りがします。
この香りが魔を祓うと考えられ5月5日の端午の節句にはヨモギともに門に飾る、
屋根に投げ上げる、軒先に挿すなど無病息災を願う年中行事に利用されました。
端午の節句の風習には魔除け以外にも、お風呂に入れて「しょうぶ湯」を
楽しむ風習があります。
「しょうぶ湯」には2種類あり「しょうぶ湯」というと葉のみを風呂に浮かべた
ものを言いますが冬に採集した根茎部分を乾燥させたものを砕いて、
布の袋に入れたものを少し煎じて煮汁ごと風呂に入れ、薬湯とするのが本来の
「菖蒲湯」です。
薬湯としての「菖蒲湯」に葉も浮かべていたのが本来の薬湯でしたが、
端午の節句行事としての「しょうぶ湯」は薬とするよりも、さわやかな芳香と葉の
みずみずしい緑という季節感を楽しむことが主な目的になりました。
また大人の楽しみとして葉を酒に浸した「菖蒲酒」も端午の節句の風物として
楽しまれていたようです。
ショウブ 5月5日の誕生花と花言葉で想いを伝えよう
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