2025年5月21日水曜日

アヤメ 誕生日の花と花言葉

あやめ「文目」「綾目」「菖蒲」「黄菖蒲」

 

誕生日  :  5月5日、5月7日
花言葉  :  紫色  : 良い便り、希望
花言葉  :  白色  : 純粋、優しさ、神秘的  
花言葉  :  青色  : 大きな志、強い希望、信念、
花言葉  :  黄色  : 友情、復讐、 
     他の花にも言えるのですが、黄色い花はユダが黄色い服を
     着ていたことから「裏切りの色」にちなんだ花言葉になること
     があり誕生花にする時には少し気を付けましょう。
 
アイリスとしての花言葉
誕生日  :  5月10日
花言葉  :  良い便り、希望、
 
アイリスはギリシャ語で「虹」 を意味しさまざまな色の美しい花を
咲かせる事に由来してます。

白あやめ             黄あやめ
     

あやめの群生
 
 
◆あやめに似た花が有ります 
はなしょうぶ(花菖蒲)
  

 花言葉  :  優雅、心意気、優しい心、うれしい知らせ
原産地は東北アジアやヨーロッパなどで耐寒性や耐暑性があり育てやすい
植物とされています。
山形県や茨城県などでは各地にあやめ園が存在し地域の名物となっていることも
珍しくありません。
さまざまな改良品種があり「戸畑あやめ」や「三寸あやめ」など、草丈が20cmに
満たない小型種もあります。 


かきつばた「杜若」「燕子花」
 

花言葉  :  幸福はきっとあなたのもの、高貴、幸福が来る、気品、
原産地は日本や朝鮮半島、東シベリアなどで草丈は50〜80cm、
葉幅が広く葉脈は控えめで、耐寒性・耐暑性ともに優れています。
 
かきつばたも、花菖蒲やあやめと同様に園芸植物として多くの品種が作られて、
八重咲や斑入りの葉など豪華な印象を与える種類があります、
白や複色の花を咲かせるものや秋に咲くものもあります。
 
 
 
あやめ、はなしょうぶ、かきつばた、姿形は良く似ているので、単独では
 分かり難いので特徴を知っておきましょう。
 
 あやめ・はなしょうぶ・かきつばたの花は、いずれも紫や青みのある色が多く、
 中央の花びらが直立してその他の花びらが垂れ下がるように咲きます。
 
 いずれあやめか、かきつばた」という有名な慣用句も有ります。
 どちらも優れていて優劣がつけられないという意味であり、
 美しい女性を表現するのによく使われています。
 
 花の色形だけでなく細長い葉の形もそっくりです。
 よく見ると花びらに違いがありますがパッと見ただけでは同じもののように見えます。  
 
 花びらの形と花びらの中心部の模様を確認して覚えよう。
 下記のように並べてみると良く判ります。
 
 あやめ            はなしょうぶ          かきつばた
   
 
あやめは、花びらの中央部の模様が広く目立ちます
●はなしょうぶは、花びらの中央部の模様が比較的小さい。 
●すきつばたは、花びらが少し細長く中央部の模様が細くなっている
  また、かきつばたの葉は他より幅が広く他より短い。
 
 
◆5月5日の「端午の節句」に湯船に入れて「しょうぶ湯」で
 おなじみの「ショウブ」が有ります。
 
  
 
 ショウブ科の「菖蒲」とアヤメ科の「花菖蒲」 はまったく別物の花である。
 ショウブ科の「菖蒲」香りが強いく葉の基部は淡い紅色を帯びている。
 
 双方の葉っ ぱと形が似ていたため「花菖蒲」と名付けられたのだが、 
 見事な花を咲かせる花菖蒲のほうが、各地で広く栽培 されるようになり、
 いつのまにか「ショウブ=花菖蒲」 というイメージが強くなったのである。 
 
  ショウブ科の「菖蒲」香りが強いく葉の基部は淡い紅色を帯びている
 全体に芳香のある精油成分を含み葉などを傷つけると大変良い香りがします。

 この香りが魔を祓うと考えられ5月5日の端午の節句にはヨモギともに門に飾る、
 屋根に投げ上げる、軒先に挿すなど無病息災を願う年中行事に利用されました

 端午の節句の風習には魔除け以外にも、お風呂に入れて「しょうぶ湯」を
 楽しむ風習があります。
 「しょうぶ湯」には2種類あり「しょうぶ湯」というと葉のみを風呂に浮かべた
 ものを言いますが冬に採集した根茎部分を乾燥させたものを砕いて、
 布の袋に入れたものを少し煎じて煮汁ごと風呂に入れ、薬湯とするのが本来の
 「菖蒲湯」です。

 薬湯としての「菖蒲湯」に葉も浮かべていたのが本来の薬湯でしたが、
 端午の節句行事としての「しょうぶ湯」は薬とするよりも、さわやかな芳香と葉の
 みずみずしい緑という季節感を楽しむことが主な目的になりました。
 
 また大人の楽しみとして葉を酒に浸した「菖蒲酒」も端午の節句の風物として
 楽しまれていたようです。

 

 ショウブ 5月5日の誕生花と花言葉で想いを伝えよう


 
 
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2025年5月11日日曜日

ヂンチョウゲの誕生日の花言葉

   

ヂンチョウゲ(沈丁花)
誕生日  :  2月10日
花言葉  :  栄光、勝利、永遠、不死、不滅、

沈丁花という名前は、花の香りが沈香に似ていることで十字型の花が丁子に
似ていることに由来しています。
 
開花時期は3~4月で、ぽんぽんをイメージさせる花をつけます。
ふわっとやわらか和を感じる香りがあり春の訪れを感じる花でしょう。 

ジンチョウゲ科の常緑低木で春に桃色の縁取りをした白色の小さな花を多く
集めて咲きます特徴は、なんと言っても「香り」で上品な甘い香りを放ちます。
 
中国から日本に渡り、室町時代にはすでに栽培されていた。
雌雄異株で雄株と雌株がありまが日本で流通しているものの多くは雄株のため、
実を見る機会はあまりありませんが、赤い可愛らしい実を付けます。
木全体に毒性があるため、口に入れないよう注意が必要です。

開店祝いや結婚記念日のプレゼントには「ジンチョウゲ」はお勧めです。
永久的な気持ちの花言葉「永遠」もつことから、いつまでもこの愛は変わらないよ、
といった気持ちをプレゼントに込めることができますね。
 
春のジンチョウゲの香りは、夏のクチナシ、秋のキンモクセイを三大香木と
呼ばれてますが、それに冬のロウバイを足して四大香木と呼ぶこともあります。
 
     
 
散歩の途中で、香りはすれども何かの花の香りとは感じるが、花の姿は
見つからない事が多いので何処で咲いているのだろうと探す事がある。
 
香りが脳に届くまでの時間は0.2秒以下という。
触感が脳まで伝わるのに0.9秒程度と言われるので香りの速さ4.5倍にもなります。
人間の五感には、視覚・聴覚・嗅覚・触覚・味覚がありますが、この中で嗅覚の
刺激だけが大脳辺縁系にダイレクトに伝わるという。 
 
五感はそれぞれ刺激を受けると「大脳新皮質」という論理的思考や言語機能を
支配している部分を経由してから「大脳辺縁系」という人間の本能や感情を
支配している部分に情報が届きます。
 
香りを感じる嗅覚だけは大脳新皮質を経由せず大脳辺縁系に直接情報が伝達されます。
香りだけが直接本能に繋がる感覚なのです。
 
大脳辺縁系の中には「海馬」と呼ばれる記憶を司る部位があり香りの情報は直接に
海馬へ届くからです。
 
香りは自律神経に働きかけ、副交感神経を優位にすることで脳を鎮静化(リラックス)
効果が得られると考えられており、その香りの場に留まらせるのです。
 
香りが本能に直結することで感情に大きな影響を与え記憶とも連動するという
効果があることが脳の構造から判ります。
という事は人間は香りによって行動に影響を受けるのです。
 
 
香りに影響受ける事柄とその効果は
香りには気持ちを盛り上げて前向きな感情をもたらす効果や考えをクリアにして
 決断力を高める効果がある。
 
香りには心を鎮めて気持ちを穏やかにしたり疲れてモヤモヤしてしまった心を
 解き放ちスッキリとさせる効果がある
 
特定のにおいを嗅ぐことで一瞬にして記憶やイメージを思い起こさせる。
 記憶を思い出し、その時の感情や思い出を想起させる。 
 
視覚や聴覚では伝えきれない具体的なイメージを香りで明確化して伝えたり、
 印象を強める作用がある。
 
⑤ビジネスでは目の届かない離れた場所にいる人へも香り届けることができる。
 離れた場所にいる人に気づいてもらえる「集客効果」効果をえることがでる。 
 香りを演出することで購買意欲の促進や滞在時間の延長も見込める。
 
 
 
2月10日の誕生花は下記の5種の花です。各々の花は複数日の誕生日の花に
もなって居るので花の詳細は花名をクリックして下さい。

《2月10日誕生日の花と花言葉で想いを伝えよう》
エンドウ・・・・いつまでも続く楽しみ、未来の喜び、必ず来る幸福、永遠の悲しみ
ジンチョウゲ・・栄光、不死、不滅、永遠
スナップ・・・ 仮定、推測、予言、欲望、清純な心、純真
ハナニラ・・・・別れの悲しみ
ヒース・・・・・博愛、謙遜、孤独、休息、幸福な愛


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 ①             ②            ③
  

新版 散歩で見かける草花・雑草図鑑 [ 鈴木 庸夫 ]  

③ちいさな花言葉・花図鑑 <野の花・道の花編> [ 佐々木 知幸 ]